なぜオランダ移住なのか?

こんにちは。オランダ在住のシングルマザーPoesje(ぷーしぇ)です。

今回はここ数年でぐっと増えたオランダ移住の魅力と真実を個人的な視点からお伝えしようと思います。

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オランダ移住の良いところ

英語が通じる

なんと言っても移住のしやすさポイントで大きいのはこれでしょう。アムステルダムへ観光へ来たことのある人なら覚えているかもしれませんが、どこへ行っても英語が通じましたよね?それは、観光地なら当たり前。と言われるかもしれませんが、デフォルトです。都市と呼ばれるところなら基本、英語が通じます。オランダ在住11年ですが、英語が通じなくて困った・・という記憶が、、、大げさではなく1つもありません!!これは付き合う人や行動範囲にも寄ってくるでしょうが、お店、病院、薬局、役所関係、さまざまなインフォメーション、基本大丈夫です。たまたま当たった人が英語が不得意で同僚にチェンジ、なんてこともあります。「英語は不得意だから・・」と言って困った感を出されることもないわけではありませんが、正直、英語だけで困ることなく暮らしていけます。これは、近隣のヨーロッパ諸国と比べてもなかなかない環境なのではないかと思います。

驚いたのがオランダの小学生中学年くらいの募金活動をする子供達などと会話をしたことがあるのですが、10歳前後の彼らですでに英語を話せるのです。もちろん片言で流暢とは言えなくとも他の国ではありえない光景なのではないでしょうか。

多国籍なので外国人感なく過ごせる

これは他の国に住んだことがないと比べることもできないかもしれませんね。オランダに来る前にも外国生活を2カ国で経験済みの私は少なくともそう感じます。これに関してもオランダ国内、住む都市によるかと思いますが、小さな街や村でない限りはアジア人だからと好奇の目に晒されるなんてことはないでしょう。

中国人に間違われることは多々ありますが(これは世界中どこでもそうですよね)『日本人』と言って嫌な顔をされたことは一度もありません。賃貸物件に応募者が多数いる中、日本人だからと選んでくれた大家さんも今までにいたりとマイナスな感覚はないようです。

教育

一見オランダの教育システムは複雑ですが、知ってしまうととても合理的です。4歳から始まる小学校もオルタナティヴ教育(シュタイナー・モンテッソーリなど)から自由に選ぶことができ、その学費は無料です。(私立のインターナショナルスクールなどは別です)

外国人の多い地域ではオランダの公立小学校にも関わらずバイリンガル教育を行っているところもあります。他にもiPadを用いた学校など世界的に見てもいち早く取り入れているのがオランダ教育です。

私自身、子供の学校選びで地元の公立小学校見学に何校か行きましたが、日本のみんな一列に並んで学習していく教育とは全く違い、一人一人を尊重した教育方法だと感じました。まだ私は子供が小さく身をもって経験していないのでこれからもこのブログで教育についてはレポートしていきたいと思います。

オランダの大学のレベルは世界的にも認められていて、さまざまな大学ランキング上位にたくさんのオランダの大学が入っています。いわゆる4大、アカデミックな大学はもちろん、その他の職業大学(専門系)の多くで学校内の言語が英語です。そのため、世界中からの留学生がおり、移住者の中にはこちらに来て勉強をしなおす人もいます。

オランダ人の国民性

最近の移住者の多くがフリーランスです。在宅での仕事をしていたり、アート系であったり、会社勤めでないので一見すると『何をしている人だろう・・』と思われがちですよね。

オランダ人はあまり気にしません。大げさな話、法にさえ触れなければ別に人のことを詮索したり職業や持ち物でジャッジすることもないように感じます。ある意味『自分さえよければ良い』という自己中心的な考えの持ち主でもあるのですが、外国人でフリーランサーとしては住みやすい土地と言えます。

税金は高いけど物価は高く・・・ない!

税金は21%と日本からしたらとても高く感じるのですが、スーパーマーケットなどお店で値札に付いている値段は税込価格です。旅行者によく『物価高いから大変でしょ』などと言われますが、日本で稼いだ円をオランダで使うのと、オランダで稼いでオランダで使うのとは感覚が違います。よく、私は『1ユーロ=100円の感覚』と説明します。そうするとカフェでコーヒー一杯2,50ユーロ=250円、ファストフードのハンバーガーセット6ユーロ=600円、パン一斤1ユーロ=100円(一斤は日本の倍のサイズ!)。

生活用品を比べる限り、私は高いとは感じません。むしろ野菜や果物、お肉、乳製品、小麦粉製品、日本よりはるかに安く手に入ります。

家賃は場所にもよるので一概には言えませんが、都内のワンルームアパートが6〜7万円と考えるとそう変わらないのでは、という印象です。

外国人でも受けられる社会保障

ヨーロッパといえば社会保障。(特に北欧ですかね)オランダも子ども手当(kinderbijslag)、保育園助成金(kinderopvangtoeslag)、健康保険助成金(zorgtoeslag)、賃貸助成金(huurtoeslag)など外国人でも多くの助成金の受給が可能です。(*対象となる条件を満たしている場合)

助成金というと学生や収入の少ない人のみ対象と思われるかもしれませんが、保育園助成金なんかはパーセンテージは変わるものの、ほとんどの場合もらうことができます。(共働きの場合)このページで収入別の表が見られます。

 www.rijksoverheid.nl 
Hoeveel kinderopvangtoeslag krijg ik? | Vraag en antwoord | Rijksoverheid.nl
https://www.rijksoverheid.nl/onderwerpen/kinderopvangtoeslag/vraag-en-antwoord/hoeveel-kinderopvangtoeslag-krijg-ik
Lees hoeveel kinderopvangtoeslag u kunt krijgen op Rijksoverheid.nl.

子ども手当(kinderbijslag)に関しては収入に関係なく一定額がもらえます。

https://www.svb.nl/int/en/kinderbijslag/betaling/hoeveel_kinderbijslag_krijgt_u/index.jsp

陸続きのヨーロッパ、海外旅行が気軽に行ける!

これは日本人にとっては新鮮ですよね。ドイツやベルギー、フランスなど隣国へはもちろん、行こうと思えばポルトガルやデンマーク、なども電車や車で行くことができます。

オランダ移住で困ること・現実

病気や怪我のとき・・

オランダは日本の医療システムとは大きく異なります。体の不調はまずかかりつけ医huisarts(英語だとHome Doctor)にかかります。かかりつけ医はお住まいのエリアで探し、登録をしておかなければなりません。(歯医者は別)目の不調であっても、骨折であっても、風邪であってもかかりつけ医に行きます。面倒なことに、かかりつけ医のほとんどが予約制なのです。

かかりつけ医での診察後、専門医にかかることを勧められたり、詳しい検査を勧められると、かかりつけ医からの紹介状をもらい病院なり専門機関へかかることになるのです。

と、面倒なのですが、、さらに困るのが、なかなか薬を処方してくれなかったり、要検査などの紹介状をもらえないのです。これはそのかかりつけ医にもよりますが、オランダのスタンダードとしてまず『that is normal.』という感じがあります。もし、どうしても検査したい、と思われる場合にはかかりつけ医へは大げさに症状を伝え、強めに検査を受けたい旨を伝える必要があります。

経験として、38度の熱があったためかかりつけ医の予約を取ろうと電話をしたら、38度が3日続いたらもう一度電話するように、とだけ言われたり、妊娠中、ウイルス性胃腸炎にかかり嘔吐と下痢が続いた時も5日以上続いたら連絡をしろ、とだけ言われなんの処置も受けられませんでした。

これはどこに住んでいてもそうですが、健康第一!自分の体調管理をしっかりするスキルが必要で、風邪薬などは日本から持ってきておいても良いと思います。最近では有料サービスで日本のお医者さんに相談できるサイトなどもあるようですので心配な方は利用してみると良いかもしれません。

天気が悪い!

1年の半分以上が寒くて暗い季節です。4月から9月上旬まで、春と夏を味わうことができますが10月ともなるとすぐに冬めいて3月終わり頃まで春は訪れません。冬の間は曇りなどぐずついた天気が多く、雪こそあまり降りませんが、風邪が強く、とにかく体感温度は低いです。冬の間は朝8時でも外は真っ暗。日が短く、天気も悪いので気分が落ち込みます。美しい四季に慣れている日本人にとっては憂鬱な季節が長いです。

オランダというとこんな青空に風車のイメージがありますが、年間の大半は暗くて曇り空です。

超マイナー言語・オランダ語の壁

英語が通じるとは言え、移住で長く住むとなるとある程度のオランダ語が必要になります。特にお子さんがいるとオランダ人の友達や、学校行事など、必要になる機会は多くなります。

私も偉そうなことは言えない身分なのですが、このマイナー言語を英語が通じてしまう社会で話せるようになるというのはとても難しいです。英語が話せてしまう人ほど、オランダ語習得に時間がかかっているように感じます。

まとめ

その国の住み心地の良し悪しは人それぞれの価値観によるところが大きいと思います。ここには書ききれないくらいまだまだ良いところ悪いところがあります。今回は大きな部分だけのご紹介でしたが、これからも少しずつオランダ生活をこのブログでご紹介できたらと思います。

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